医師も注目!マシンピラティスによる“運動処方”とは?パーソナルだからできるリハビリ的アプローチ
- Yusuke Takayama

- 9月24日
- 読了時間: 4分
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□第1章 なぜ今「マシンピラティス×運動処方」が注目されているのか?
○運動処方とは何か
・「運動処方」とは、個人の体調や疾患、運動能力に応じて“運動を薬のように処方”する考え方です。医療やリハビリテーションの分野では、すでに慢性疾患や整形疾患、心身症への活用が進んでおり、厚労省やWHOの資料でもその有効性が認められています。
・運動処方には、運動の「種類」「強度」「時間」「頻度」を、個人にあわせて調整する必要があり、ここにパーソナルなマシンピラティスが大きく貢献できます。
○マシンピラティスの持つ「医療的な可能性」
・近年、医師や理学療法士からも注目を集めるマシンピラティス。特にリフォーマーやキャデラック、チェアーを使った運動は、身体の負担を最小限に抑えながら、深層筋や姿勢保持筋へ正確なアプローチができる点で、機能回復や身体再教育の面でも効果が認められています。
・個別対応のマシン設定が可能なため、関節疾患や腰痛、術後のリハビリ段階でも導入しやすい利点があります。
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□第2章 パーソナルだからできる“運動の最適化”と安全管理
○画一的な運動では得られない変化
・グループ形式の運動では、「万人向け」のプログラムになりやすく、特に痛みや不調を抱えた方にとっては効果を感じにくいことも。
・一方、パーソナルレッスンを行うマシンピラティススタジオでは、姿勢分析や動作評価から個別に“必要な運動だけ”を安全に行うことが可能です。
○運動強度の調整ができるのは“マシン”ならでは
・スプリング抵抗により、運動強度を細かく調整できるのはマシンならでは。加えて、動作の誘導が入るためフォームが崩れにくく、高齢者や初心者でも安心して“医学的に適した運動”が行えます。
・ピラティスチェアーなどを使えば、重心移動のトレーニングや下肢筋力の向上も可能で、転倒予防や歩行改善にも直結します。
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□第3章 マシンピラティスが持つ“リハビリ効果”のエビデンス
○国内外の研究が示すピラティスの有効性
・複数の臨床研究(NLMなど)では、ピラティスが慢性腰痛、変形性膝関節症、脊柱側弯、産後リカバリーなどに有効であることが示されています。
・例えば、National Library of Medicineに掲載されたあるRCT研究では、12週間のリフォーマー使用によって体幹筋の筋力と柔軟性が有意に改善されたという報告もあります。
○理学療法とピラティスの共通点
・解剖学・運動学に基づき「動きを再教育する」という点で、理学療法とマシンピラティスは極めて親和性が高いです。
・リハビリを終えた後の“その先”をサポートできるピラティススタジオは、地域医療や健康寿命の観点からも価値があります。
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□第4章 センター北でできる“運動処方としてのピラティス”
○こんな方にこそ体験してほしい
・整形外科で「運動してください」と言われたけど、何をしたらいいかわからない方
・運動中に痛みや不安がある方、過去に怪我や手術歴がある方
・年齢的に激しい運動は難しいけれど、健康を維持したい方
・脳梗塞や神経系疾患の方の再発予防のための運動習慣
○センター北の地域に根ざす安心の環境
・横浜市都筑区、センター北駅徒歩3分の**「ピラティススタジオアールアップセンター北」では、PHI Pilates資格を持った専門スタッフが、医療と運動をつなぐ橋渡しとしてサポートしています。
・リハビリの専門家監修のもと、運動強度や目的を調整しながら、「処方されたかのような運動」**を一人ひとりに提供しています。
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□第5章 未来の健康は“予防のための運動処方”から
○薬ではなく運動を処方する時代へ
・欧米では「運動を薬として処方する医師(Exercise is Medicine)」の考えが広まり、日本でも徐々に導入が始まっています。
・ピラティスはその中でも“安全性”と“継続性”の観点から、医療者が最も推奨しやすい運動とされています。
○マシンピラティスが生み出す「再発予防」×「QOL向上」
・「治療」ではなく「予防」のために動く。
・その視点を持ったピラティススタジオが地域にあることは、今後ますます医療と連携した価値のある存在となるでしょう。
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□参考文献
• National Library of Medicine(https://www.nlm.nih.gov/)
• 日本理学療法学会誌「理学療法」
• WHO:Physical activity guidelines
• 厚生労働省 健康づくりのための身体活動基準2013



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