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ピラティスと筋トレの違い、効率的に体を引き締めるには?

  • 執筆者の写真: Yusuke Takayama
    Yusuke Takayama
  • 7月19日
  • 読了時間: 4分

□第1章「カラダを引き締めたい」と思ったときに知っておきたいこと

○外見を変えたい…でも“やるべきこと”がわからない「体を引き締めたい」「健康的に美しくなりたい」──その想いから、ジムやエクササイズを始める方は少なくありません。けれど「筋トレだけではうまくいかなかった」「続かなかった」「逆に疲れてしまった」という声も多く聞かれます。本当に引き締めるためには、【ピラティスと筋トレの“違い”】と【正しい使い分け】を理解することがとても大切です。

○なぜ「違いの理解」が必要なのか・同じ“運動”でも、目的や対象となる筋肉、効果の出方はまったく違います。・ピラティスと筋トレは、どちらも体を引き締める力を持っています。ただし、アプローチがまったく異なるのです。


□第2章 ピラティスと筋トレの本質的な違い○それぞれの目的・筋トレは「筋肉の増加・パワー向上」が主目的。・ピラティスは「体をコントロールする能力・呼吸の正常化・深層筋の強化による姿勢改善」が中心です。

○働きかける筋肉の違い・筋トレでは、大胸筋・広背筋・大腿四頭筋などの大きくて強いアウターマッスル(表層筋)を鍛えます。・ピラティスでは主に、腹横筋・多裂筋・骨盤底筋などの深層筋と呼ばれる筋肉の中でも骨のすぐ近くにあり、姿勢を支える筋肉を活性化します。

○動きの質と量・筋トレは「高負荷・反復回数」がベース。・ピラティスは「関節の分離運動、脊柱の分節運動、呼吸」を重視します。

○エビデンスに基づいた違い・ピラティスは姿勢改善・疼痛軽減・筋持久力向上に効果的であると報告されています【1】。・筋トレは基礎代謝を上げ、体脂肪の燃焼促進に強く寄与するとされています【2】。


□第3章 「引き締め」に本当に必要なのはどちら?○筋トレだけでは足りない理由・筋トレは確かに筋肉量を増やしやすく、見た目に変化を起こします。・しかし、骨盤や背骨の歪みがあったまま筋肉をつけると、バランスを崩し逆効果になることも。・また、アライメント不良による肩こり・腰痛が悪化するケースもあります。

○ピラティスだけでは限界もある・ピラティスは姿勢改善に非常に効果的ですが、ボリュームを出すには時間がかかります。・脂肪をしっかり燃焼させたい方には、補助的に筋トレを加える方が効率的です。

○結論:まず姿勢を整え、体をコントロールする感覚を鍛える・土台をピラティスで整え、その上で筋トレを導入する。これが最もバランスよく、効率の良い引き締め方法です。


□第4章 アールアップでできること○姿勢が変わるピラティス・ピラティススタジオアールアップのピラティスは、リハビリの専門家が監修。・姿勢評価からスタートし、骨盤・背骨・肩甲骨などのアライメント調整を行います。

○具体的に提供していること・マシンを使った1対1の完全パーソナルレッスン・姿勢分析+動作分析による個別アプローチ・身体の不調や悩みに応じたプログラム設計(肩こり・反り腰・産後・更年期など)・無理なく“続けたくなる”体験と習慣化のサポート


□第5章 多様な運動を組み合わせる○様々な選択肢・ジムやパーソナルトレーニングは、運動習慣をつけたい方や、筋肥大を目指す方に最適な環境です。・トレーナーの専門性が高く、モチベーションの維持にも効果的です。

○ピラティスパーソナルの弱み・激しい運動や高強度を求める方には、やや物足りなく感じることがあるかもしれません。・また、1対1指導であるため予約枠が限られています。

○アールアップの強み・様々なお悩みのある方へ合わせたピラティスを提供、安全性と持続性・理学療法の視点を取り入れた高い専門性・動きながら“自分の体と対話する”経験の提供・ただ体を変えるのではなく、「一生快適な体」をつくる


□第6章 最後に──あなたの体がもっと好きになるように○外見も中身も整う引き締めとは・本当に“引き締まった体”とは、見た目だけでなく、内側から動ける、支えられる、整った状態にあります。・そのためには、筋肉を大きくするだけでなく、“どう動かすか”という質が重要になります。

○はじめの一歩は「整えること」から・「筋トレが苦手だった」「運動が久しぶり」「姿勢が気になる」──そんな方にこそ、アールアップのピラティスはおすすめです。・自分の体に向き合うことからすべてが始まります。


□参考文献【1】Kloubec, J. (2011). Pilates: how does it work and who needs it? Strength and Conditioning Journal, 33(1), 42–49.【2】Kraemer, W. J., & Ratamess, N. A. (2004). Fundamentals of resistance training: progression and exercise prescription. Medicine & Science in Sports & Exercise, 36(4), 674–688.【3】岡本美佳ほか(2021)『ピラティスによる姿勢制御への影響』理学療法科学 36(3), 121–126【4】長谷川裕二(2022)『骨盤アライメントとインナーマッスルの関連性』理学療法ジャーナル 59(2), 134–139

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