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目的別で選ぶピラティスマシン〜姿勢・腰痛・引き締め、それぞれの最適解とは?〜

  • 執筆者の写真: Yusuke Takayama
    Yusuke Takayama
  • 8月1日
  • 読了時間: 4分

□はじめに


「ピラティスマシンっていろいろあるけど、結局どれが自分に合ってるの?」——そんな疑問を持つ方は少なくありません。

姿勢改善、腰痛ケア、ボディラインの引き締め。目的によって必要なアプローチは異なり、使用するマシンやエクササイズの種類も変わってきます。


この記事では、信頼できる国内外のリハビリテーション文献やエビデンスに基づき、目的別に最適なピラティスマシンとエクササイズをご紹介します。

また、アールアップでどのようなサポートが受けられるのかも併せてお伝えします。



□第1章 ピラティスマシンの種類と特徴


○キャデラック(Cadillac)

・リハビリからアスリートまで対応できる万能マシン

・上肢・下肢の支持・可動域の拡大をサポート

・脊柱の分節運動を導き様々な感覚をサポート


○リフォーマー(Reformer)

・キャリッジと呼ばれる前後にスライドする部分が特徴。約800種類もの多様なエクササイズが可能

・動的な運動パターンを通じて体幹を強化

・姿勢制御や歩行パターン改善にも有用


○チェアー(Chair)

・小スペースでの運動に最適

・上肢プッシュによる体幹強化に最適なマシン

・股関節、脊柱、肩甲帯の安定性と可動性を高める

・アスリートや高齢者、産後ケアなどにも幅広く活用


○マットエクササイズ(リング・フォームローラー含む)

・自重を使った安定性・コントロール力の向上

・感覚統合や自律神経調整に効果的

・姿勢改善やボディライン調整に手軽に取り入れやすい



□第2章 目的別:姿勢改善に効果的なマシンとエクササイズ


○なぜ姿勢改善にピラティスが有効なのか

・文献によると、姿勢不良は肩こりや腰痛だけでなく、内臓機能やメンタルにも悪影響を及ぼす(引用:NLM, 2021)

・正しい姿勢の獲得には、筋力だけでなく「感覚・運動制御」の再学習が重要


○おすすめマシンとエクササイズ

・リフォーマー:Footworkシリーズによる足部や膝関節の調整

・キャデラック:ロールダウンバーを用いた脊柱の分節運動

・リング:骨盤底筋へのアプローチ


○アールアップの強み

・リハビリの国家資格保有者、ピラティスのマスタートレーナーによる姿勢評価と個別プログラム設計

・様々な症状に合わせた動きの再教育を実施



□第3章 目的別:腰痛ケアに有効なマシンとアプローチ


○非特異的腰痛とピラティスの関係

・研究により、慢性腰痛患者におけるピラティスの効果が報告されている(引用:Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy, 2014)

・体幹の安定化と骨盤の可動性向上がカギ


○アールアップの強み

・理学療法的視点から腰痛の分類とレッドフラッグチェックを実施

・運動療法の適応となる場合のみ、安全にアプローチを提供

※整形外科的疾患の診断は医師ではないため不可

・医療行為には当たらない範囲での運動指導が前提



□第4章 目的別:引き締め(ボディメイク)に最適なマシン活用法


○引き締めに大切なこと

・見た目を変えるには「筋肥大」よりも「筋の再教育と持久性」

・ピラティスでは表層筋だけでなくインナーマッスルの活性が重要(引用:NLM, 2019)


○おすすめマシンとエクササイズ

・リフォーマー:Leg strap series(骨盤を安定させながら下肢引き締め)

・チェアー:ランジシリーズ、ヒップアップとハムストリング強化

・リング:Inner thigh squeeze(内転筋と骨盤底筋活性)



□第5章 アールアップでできること


○センター北駅徒歩3分、地域密着型のスタジオ

・リハビリ国家資格保有者監修の安全設計

・PHIピラティスマスタートレーナー在籍

・キャデラック/リフォーマー/チェアー完備

・グループではなく、すべて「パーソナルレッスン」


○目的に合わせた提案が可能

・初回体験では姿勢分析・可動域チェックを実施

・その人の“今”に必要なマシンとエクササイズを提案



□まとめ


ピラティスは「どのマシンを使うか」ではなく「どの目的に対して、どのような動きを再教育するか」が大切です。

そのうえで、マシンの特性を理解し、的確に選ぶことが成果への近道。

姿勢を整えたい方、腰痛に悩んでいる方、ボディラインを引き締めたい方——それぞれに合った「最適解」はあります。


アールアップでは、その「最適解」に出会うサポートをしています。

まずはお気軽に、体験からどうぞ。



□参考文献

・National Library of Medicine. Pilates for Chronic Low Back Pain: Systematic Review and Meta-Analysis. 2014.

・Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy. Effect of Pilates Exercises on Posture and Core Stability. 2018.

・日本理学療法士協会誌:ピラティスと姿勢制御に関する研究(2020)

・PHI Pilates Japan 教材資料(2023)


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