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産後ピラティス②〜産後の体の変化と気をつけなければいけない事〜

  • 執筆者の写真: Yusuke Takayama
    Yusuke Takayama
  • 6月21日
  • 読了時間: 4分

□はじめに

出産という大きな出来事を経て、私たちの体は“ゼロ”からの再スタートを切ります。

赤ちゃんとの生活は喜びにあふれる一方で、自分の体に向き合う時間が取りにくく、「なんとなく不調」「戻らない体型」に悩んでいる方も少なくありません。


でも、その違和感や不調の裏には、きちんとした“理由”があります。今回は、産後の体に起きる変化を少し掘り下げながら、「これって大丈夫?」「どうすればいいの?」という声に寄り添っていきたいと思います。



◻︎1章:見逃さないで!産後の体に起こりやすい不調たち


○1-1 尿もれ・骨盤の違和感

出産によってダメージを受けやすい骨盤底筋。くしゃみやジャンプでの尿もれは、よくある“産後あるある”ですが、これは「回復の合図」です。しっかり向き合えば改善できます。


○1-2 腰や恥骨の痛み

赤ちゃんを片側で抱っこしたり、左右差のある姿勢が続くことで、骨盤周りに負担が集中。骨盤が歪んで不安定になりやすく、違和感や慢性的な痛みに繋がります。


○1-3 なんだかずっと疲れてる…

体力が戻らない、朝起きてもスッキリしない——そんな状態は、ホルモンバランスの乱れや呼吸の浅さが関係していることも。まずは「休む」ことを許してあげましょう。



◻︎2章:気をつけたい3つの落とし穴


○2-1 無理なダイエット

「早く体型を戻さなきゃ!」と焦るあまり、過度な食事制限やハードな運動をしてしまうと、ホルモンバランスや筋肉に悪影響を与えることもあります。まずは“整える”ことが第一。


○2-2 人と比べる気持ち

SNSや周囲の声に影響されて「なんで自分だけ戻らないの…」と落ち込む必要はありません。回復のスピードは人それぞれ。あなたのペースが一番大切です。


○2-3 痛みを我慢するクセ

「育児中は仕方ない」と、腰痛や肩こりを放置してしまうことも。でも、それが慢性化してしまう前に、早めに“体を見直す”ことが未来の自分を守る第一歩です。



◻︎3章:マシンピラティスが産後のケアに最適な理由


○3-1 体にやさしく、でも効果的

リフォーマーなどの専用マシンが体をサポートしてくれるので、体力が戻っていない時期でも無理なくスタートできます。バネの力で動きを“補助&抵抗”してくれるのが魅力。


○3-2 骨盤・体幹・姿勢をまとめて整える

骨盤調整、姿勢改善、そして体幹の再構築。マシンピラティスでは、これらを“同時に”アプローチできるので、効率的かつ安全。心地よく汗をかきながら、整えていけます。


○3-3 呼吸とメンタルへのアプローチ

深い胸式呼吸で副交感神経が優位に働き、リラックスしやすくなります。産後の不安感やイライラを抱える方にも、心を穏やかに整える時間として効果的です。



◻︎4章:アールアップでできること


ピラティススタジオアールアップセンター北では、医療・リハビリの知識を持つスタッフや出産経験のあるスタッフが、産後のデリケートな体に合わせたマンツーマンのマシンピラティスを行っています。


・腹直筋離開や骨盤底筋のケア

・骨盤や姿勢の調整による腰痛・肩こりの緩和

・育児中でも通いやすい、赤ちゃん連れOKな環境

・“がんばらない運動”で、継続できるサポート


「気になるけど不安」「自分にできるかな…」という方にも、まずは体験から。丁寧なカウンセリングで、あなたのペースに寄り添います。



◻︎おわりに


産後の体は、決して“壊れている”のではありません。

むしろ、“これから新しい自分を育てていく”タイミング。


無理せず、焦らず、自分らしく。

その第一歩を、私たちと一緒に歩んでみませんか?



◻︎体験予約はこちら

▼産後ピラティスを試してみたい方は、下記よりご予約ください。



◻︎参考文献

• Frawley et al., “The effect of pelvic floor muscle training postnatally”, 2015.

• Da Luz et al., “Effectiveness of Pilates on psychological outcomes in postpartum women”, 2014.

• 日本理学療法士協会「産後リハビリテーションの現状と展望」, 2021.

• National Library of Medicine: Postnatal recovery and pilates-based interventions.

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