top of page

冷え・むくみ・疲れやすい…それ、骨盤のゆがみが原因かも?ピラティスで代謝改善

  • 執筆者の写真: Yusuke Takayama
    Yusuke Takayama
  • 8月8日
  • 読了時間: 4分

□はじめに

○不調の正体は「骨盤のゆがみ」かもしれない・「なんとなく体が重い」「脚が冷える」「朝起きても疲れが取れない」そんな声を日々、スタジオで多く耳にします。病気ではないけれど、調子が悪い。いわゆる“未病”と呼ばれる状態の背景には、「骨盤のゆがみ」が隠れていることが少なくありません。

○骨盤は“体の土台”・骨盤は、内臓を支え、背骨を支え、全身を連動させる「中心」のような存在。この骨盤がゆがむことで、姿勢や呼吸、血流や神経伝達にまで影響が出ます。その結果、代謝が落ち、冷えやむくみ、疲労感など、さまざまな不調が現れてくるのです。


□骨盤のゆがみと代謝の関係

○なぜ骨盤の位置が代謝に関係するのか・骨盤は骨格のバランサーであると同時に、筋肉・内臓・神経の交差点。特に骨盤の前傾・後傾・左右の傾きは、腸腰筋や大臀筋、骨盤底筋などの重要な筋群のバランスを崩し、運動効率や血流を悪化させます。

○骨盤のゆがみが招く「代謝の低下」・姿勢が崩れる→ 肺活量や呼吸機能が低下 → 酸素消費量が減少 → 基礎代謝の低下・内臓が圧迫される→ 消化吸収の効率低下 → 老廃物の蓄積 → むくみや便秘・血流・リンパの流れが滞る→ 末端の冷え、肌荒れ、免疫力の低下このように、骨盤のゆがみは「冷え・むくみ・疲労」だけでなく、美容や免疫にも関わる広範囲な問題を引き起こします。


□ピラティスが骨盤を整える理由

○「整える」だけでなく「安定させる」・ピラティスは骨盤そのものを動かすトレーニングだけでなく、骨盤を“安定させる”筋肉(インナーユニット)を活性化させることで、ゆがみにくい状態をつくります。

○エビデンスに基づく効果・ある研究では、ピラティスが骨盤のアライメントを改善し、骨盤底筋・腹横筋の機能向上を通じて基礎代謝を高める効果があることが報告されています【参考文献1】。・また、呼吸のコントロールや胸郭の拡張運動を伴うピラティスは、自律神経のバランスを整える効果もあるとされています【参考文献2】。


□冷え・むくみ・疲労を防ぐおすすめピラティスエクササイズ

○キャデラック:ローリングバックシリーズ・目的:骨盤の可動性と背骨の柔軟性を高める・効果:背面筋群の緊張緩和 → 血流アップ → 冷えの解消に有効


○リフォーマー:ストマックマッサージ・目的:体幹と骨盤の安定性の向上、腹筋群と腸腰筋、大腿四頭筋、ふくらはぎの筋肉の強化・効果:体幹と骨盤の連動、むくみやすい下肢のポンプ機能活性 → 代謝UP


○チェアー:フロントランジ・目的:骨盤底筋と大臀筋やハムストリングスの同時活性化・効果:骨盤の安定 → 姿勢改善 → 呼吸が深まり代謝が上がる


□ピラティススタジオアールアップセンター北でできること

○体の「軸」から見直す・アールアップでは、リハビリ国家資格者が監修する本格的なピラティスを提供しています。ただ動くだけでなく、体の構造に基づいた分析と、マンツーマンでの個別対応が強みです。

○地域と共に、ずっと健康でいられる場所を・センター北という街で、ただのトレーニングではない「自分を大切にする時間」を提供したいと私たちは考えています。どこへ行っても変わらなかった…という方こそ、ぜひ一度お越しください。


□まとめ

○骨盤が変われば、代謝も変わる・「冷えやすい」「むくみが気になる」「疲れやすい」そう感じる方の体には、骨盤のゆがみという“見えない原因”が潜んでいるかもしれません。

○ピラティスは、その原因に直接アプローチできる数少ないメソッドです。体の深層から整え、めぐりの良い、芯からあたたかく疲れにくい体へ。アールアップがその一歩を、全力でサポートします。



□参考文献

  1. Kim M, et al. "Effects of Pilates on the alignment and functional movement of the pelvis." J Phys Ther Sci. 2019.

  2. Yamato T, et al. "Effects of Pilates exercise on autonomic nerve activity." Rigaku Ryoho Kagaku, 2021.

  3. 日本理学療法士協会『ピラティスエクササイズの理学療法的効果と運動連鎖の活用』2022年版.


コメント


bottom of page