マシンピラティスで背骨を1つずつ動かす感覚を身につける!
- yutoppoken
- 6月10日
- 読了時間: 4分
□ なんとなく背中や腰が固まっている気がする
□ 姿勢を正そうとしても、すぐに疲れてしまう
□ 呼吸が浅く、身体の奥が動いていないように感じる
そんな感覚に覚えがある方は、背骨が本来の動きを失っているサインかもしれません。
私たちの身体の中心にある「背骨」は、ただ支えているだけではなく、しなやかに動くことで全身の健康を支える大切な存在です。
ピラティスでは、この背骨を「1つずつ、丁寧に動かす感覚」を育てていきます。特にマシンピラティスでは、補助と抵抗を適切に加えることで、自分の背骨の動きに気づきやすくなるという大きな利点があります。
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○ 背骨が動くとはどういうことか?
背骨は「脊椎(せきつい)」と呼ばれる24個の骨の集まりで、首から骨盤まで緩やかなS字カーブを描いています。
この背骨が本来の可動性を失うと…
・肩や腰の痛み
・呼吸の浅さ
・姿勢の崩れ
・慢性的な疲労感
など、全身に様々な影響が現れます。逆に言えば、背骨の1つひとつが自由に動くようになると、身体は軽く、しなやかに、そしてエネルギーに満ちてくるのです。
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○ マシンピラティスだからこそ得られる感覚
マシンピラティスでは、リフォーマーやタワーなどの専用マシンを使用し、スプリングの補助や負荷を活用して動きの質を高めていきます。
○ 背骨の動きにフォーカスした代表的なエクササイズ
・ロールダウン、ロールアップ(背骨の分節的な屈伸)
・ショルダーブリッジ(骨盤と背骨を一節ずつ持ち上げる)
・キャット(背骨の丸め・反らしを意識)
これらの動きでは、ただ筋肉を使うのではなく、「どの骨がどう動いているか」を意識することが重要になります。
その意識を深めるためには、講師による細やかな誘導とフィードバックが不可欠です。マンツーマンのパーソナルレッスンでは、あなた自身が気づいていない身体の動き方のクセや力みを、的確に言語化してもらうことができます。
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○ 医療・リハビリの現場でも注目される「分節運動」
背骨の一節ずつの動きを意識すること(=分節運動)は、リハビリテーションの分野でも広く取り入れられています。
国際的な研究でも、分節的な脊柱運動の訓練を行うことで、
・姿勢制御の改善
・慢性腰痛の軽減
・体幹の安定性向上
などに効果があることが示されています(例えば、Koumantakis et al., 2005, Spine; Rydeard et al., 2006, Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy)。
ピラティスは、こうした医学的エビデンスに基づいた安全性と効果を兼ね備えた運動法として、海外では理学療法士や医師によっても積極的に活用されています。
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○ まずは「感じる」ことから
日常生活の中で、自分の背骨がどのように動いているかを感じる機会は、ほとんどありません。
でも、マシンピラティスでは、スプリングのサポートにより**「あ、今ここが動いてる」「ここが止まっていたんだ」といった身体の繊細な感覚に気づくことができる**のです。
それはまるで、長い間眠っていた身体の一部と再会するような、静かで温かい体験です。
ただ背筋を伸ばすだけの姿勢改善ではなく、内側から自然に整っていく感覚を、ぜひ一度味わっていただきたいと思います。
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□ 体験レッスン受付中
「身体の芯が固まっている気がする」
「姿勢や背中の硬さがずっと気になっている」
「自分の身体をもっと深く理解したい」
そんな方にこそ、私たちのマシンピラティスはお応えできると信じています。
まずは、あなたの身体の声を聞く時間を、一緒につくってみませんか?
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▼ 体験予約はコチラ
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【参考文献】
・Rydeard, R., Leger, A., Smith, D. (2006). Pilates-Based Therapeutic Exercise: Effect on Subjects With Nonspecific Chronic Low Back Pain and Functional Disability. Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy, 36(7), 472–484.
・Koumantakis, G. A., et al. (2005). Trunk muscle stabilization training plus general exercise versus general exercise only: randomized controlled trial for patients with recurrent low back pain. Spine, 30(19), E513–E520.
・National Library of Medicine – PubMed: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/
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